Panasonic DVD-H1000 を 修理 → 断念                             2026年(令和8年) 5月16日 初回掲載

切れたフレキケーブルを交換  →  状況に変りなし

電源回路の回路解析を進め、強制的に電源回路をONにすることまでをしましたが、動作させることができず、このプレーヤーの修理を断念します。

・スイッチング電源回路の 2次側整流ダイオードが不良。
・タクトスイッチがほぼ全滅。

などは確認 修理しました。が・・・・・・・

ここで 終了します。

                   2026/06/13

簡単に書いてますが、半導体1個の値段は安いのですが 送料がかかります。
簡単には 買えません。よく吟味してからです。

ゴムの青い部分に アルミシートを小さく切ったものを貼り付けて
組み立て。
これで 様子を見てみることにした。
長期的にこの対応でいいかはわかりませんが、とりあえずスイッチとしての動作は確認した。

多分 電源が入らない理由は これかな

正面パネルの操作基板と 本体側をつないでる フレキケーブルが 切れている。
分解時に気が付きましたが 元オーナーが 一度 カバーなどを外して内部を見たのかな。
ねじが複数紛失していたり、ねじの使い分けが違っています。
そのときに フレキケーブルを 傷めたのでしょう。
ここを直したとしても、分解する理由があったわけですから まだ他に故障はあるんでしょう。
電源が入り、起動するようにしないと この後の診断ができないので、フレキケーブルの修復が必要です。
切れた線を別のリード線でジャンパーするか ジャンク箱をさがして 同じピッチ 同じピン数のフレキを探すか?

劣化は進んでいるように思います。ESRが1桁大きいでしょうか。
左側のものは、静電容量も減少傾向かと。

チェッカーでは ダイオードのはずですが コンデンサと出ます。
ビンゴ!かな?

本機が どのようなものかは 他の方のホームページなどに 説明があるので そちらをご覧ください。
とにかく 重い! の 一言です。
当時の価格は 30万円という情報もあれば 投げ売りされていたという情報もあり 詳細はわかりません。
取扱説明書では、1998年と記載があります。28年経ってるようです。
1998年といえば、職場では2000年問題が騒がれ、対策会議に出席した時代。元気のあった年代?

修理を始めようと、天板や底の板を外しましたが、この段階で 天板などの重さに驚きます。
web上にサービスマニュアル(Panassonicでは 国内の場合は 販売店向けの テクニカルガイド)も 見当たりません。

電源スイッチの状態にかかわらず、常に電源を供給している部分は動作している。

矢印の部分についていた ダイオード が怪しいと思い、基板から外して調べてみた。
写真は 当該ダイオードを外した状態です

高周波トランス1次側でスイッチング動作をするトランジスタ

2SC4662

異常なしと思う

ホトカップラ  このあたりを調べてみますか

SHARP PC817

制御トランジスタ

異常なしと思う

まだ 直らない。

ここからは オシロスコープで 見てみますか。
スイッチングしているはずの トランジスタの波形あたりから見てみます。
コレクタには 直流140Vくらいは確認。
でも肝心のスイッチングをしてないような気がします。

ダイオード名:MA7D49 
名前が変更され、MA3D749 というらしい。
CQ出版社のダイオード規格表にも掲載があります。

同じダイオードは販売店が見つかりませんでした。(大陸の通販にはありますが 偽物が多いみたい。型番の印刷だけかえてるとか)
このダイオードですが、ショットキーバリアダイオードで 2個のダイオード入っているものです。カソードコモン接続です。同等品を探して見ることにします。
逆方向耐電圧や順方向電流などを参考にします。もちろん 基板に収めるので パッケージのサイズなども重要です

3.システム制御基板に電源が来てない?

テスタで 基板の電圧を調べてると システムコントロールと思う基板に電源が供給されてないように思います。このプレーヤーは電源回路を2つ持っている。
問題の電源を供給してると思うのが 下の写真の基板です。調べてみます。

スイッチのプリント基板のパターンを ショートさせても FLディスプレーは反応なし。
確かにスイッチは不良ですが ほかにも 不具合がある模様。

FLディスプレーは 表示器の中に細いヒーター線があり、数Vの電圧がかけてあるはず。確認するも異常なし。

とりあえず スイッチを直しますか。
写真のゴム部品の 青くなってる部分に アルミはくを小さく切って 接着する?
それとも サイズ感が同じ 普通のタクトスイッチに変える? → ちょっとだけ探してみましたが 見当たりません。
検討します。

スイッチを分解してみたところ 思っていたタクトスイッチとは構造がまったく異なりました。
よくある リモコンなどの ゴムにカーボンインクを塗っているスイッチの タクトスイッチ版と判明。

ちょっと期待してたんですが 動作しいない原因は他にもあるようです。残念。

そうなると、まさか 電源スイッチ?と思い、タクトスイッチをテスターで確認すると ON抵抗がなんと 1kΩ。これは ダメですね。他のスイッチも調べたところ 全滅。
2個だけ ON抵抗が 30Ωくらいのものがありましたが あとは 1kΩあたり。

2.修理開始

ズームイン!

この時代の日本テレビ
朝の決め台詞

C=2146μF
ESR=2.7Ω
Vloss=1.2%

C=2300μF
ESR=2.6Ω
Vloss=0.3%

その基板です。

本体内部に 何か液体?が漏れたような痕跡があります。
この部分は 電源整流回路の電解コンデンサが 近くにあるとことですが、電解コンデンサに液漏れしたようなあとは無いように思います。


1. 初期動作状況

 電源スイッチを押しても 正面の蛍光表示になにもでません。基板上のリレーが動作する音は聞こえます。とにかく 動作しないので 初期状態は 最悪です。
 まず 目視で検査。点検してみます。

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