IWATSU DS-8812 デジタルオシロスコープの修理

                                                                         初回掲載  令和8年(2026年) 3月 9日

元通り組み立てます。
組み立てでも コツがあるみたい。
このオシロの製造ラインではロータリーエンコーダの軸が基板に垂直になるように
治具に乗ってるのでしょう。ここには、そのような設備はないですので ロータリーエンコーダを基板に差し込み
フロントパネルに基板をねじ止めしてツマミを付けてから 半田付けしないと 軸が曲がっていて つまみが付けられない
トラブルになりました。

再組立てでは 分解時に外したコネクタを忘れずにつないで (1つコネクタをつなぎ忘れたら エラーメッセージが表示された)
)いよいよ動作試験。
電源ONで 液晶画面に 正常に表示されるか。入力信号波形が出るか。
TIME/DIV や TRIG LEVELなど スムースに変化するか。
押しボタンは 正常に動作するか。プリンタはスムースに動くか。

いずれも、不具合は解消したようです。

タクトスイッチが使われていれば そっくりスイッチを交換すればいい と 思っていたのですが
テレビのリモコンで使われている 導電ゴムと 導電インクの スイッチと判明。


基板表面を 軽くふき取ります。

基板についてる ロータリーエンコーダを 外します。

基板を傷めないよう 細心の注意をします。

ほかに いくつかのねじをとると、フロント部分と 本体側が 分離します。

わかってれば簡単にかけますが はじめは どうやって分解するか 悩みました。

次は スイッチの修理です。液晶がついている フロント部分から 液晶ユニットを外します。

平成10年頃に購入したものだそうです。

操作部の ロータリーエンコーダが 接触不良?で 動きがおかしい。
また ボタンスイッチを 押しても反応しないことが多い。

とのことです。

今回は このオシロをメンテナンスしてみます。

おわりに

1台あたり 所要時間は およそ 1時間30分くらいかな。
このオシロですが 20台あるんです。全部やるのは気力が..................
ほぼすべての個体が同じ症状です。
とりあえず 2台だけ直しました。
あと 18台です。
ほんとは、買い換えたほうが良いと思うんですが、予算がない。製造から、約30年ですので、メーカー修理も多分できない。(未確認ですが)
できても 修理予算が確保できない?
社内では、このオシロが 一番新しいものなので。

そうなると 自分で直すしかない........ 

ゴムは 眼鏡用の超音波洗浄機に水をはり、台所用洗剤を入れ
スイッチON

洗浄後、しっかりすすいて、よく乾燥させます

ドライブを外す

アナログ入力基板を外す前に、
アナログ入力基板の GND と CALの配線を外しておきます

やっと 問題のスイッチ基板が出てきました。
小さなねじを外していきます。

ペットボトルに無水アルコールを注ぎ 外したロータリエンコーダを 入れます。
フタをして シャカシャカ と エンコーダ内部にアルコールを浸透させ 洗うイメージで そっと振ります。
10~15分くらい シャカシャカしたら、取り出します。

外れました。
スルーホールの両面基板ですから なかなか大変です。
使ったのは 端子は 電動式のハンダ吸い取り器。
ツメの部分は ハンダ吸い取り線で地道に。慌ててはいけません。基板を傷めてしまいます。

基板についた汚れは 無水アルコールを使ってふき取っておきます。

これは 簡単。見ればわかります。

まずは 分解します。バックケースは ねじを5本を外せば簡単に外れます。

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アナログ入力基板を外す