プリント基板を作っている様子。GNDパターンをもっと広くしたりすれば良かった。

ソフトは PCBEです。漢字フォントも出せる。

DSPラジオなので 無調整。感度もそこそこかと。

このあと どう仕上げるかですね

でも なんだか味気ない気がするのは私だけでしょうか........

DSP FMラジオの製作(Si4831使用)              2021.06.09

今回 ちょっとしたことで FMラジオを製作することになった。
DSPラジオ用のIC Si4831 を使うことになりました。DIPへの変換基板で 手頃のものが見当たらず、面倒なので 基板ごと作ることにしました。
もちろん 基板を作る前に 動作テストはしています。

今回の 方針
  1. FM専用でよい。
  2 このICに用意されている 音量調整や 音質調整は 使わない
ということになりました。

基板パターンは 愛用の PCBE を使いました。基板は サンハヤト社の ポジ感光基板を利用。
基板パターンを 書くこと 2〜3時間。版下を 市販のトレーシングペーパーにプリントアウト。プリンターによっては 線がまっすぐにプリントされないものがあるので注意。
私は レーザープリンタで 印刷。
続いて 露光 → エッチング → 穴開け → フラックス処理
  1.感光基板にパターンを印刷したトレーシングペーパーをのせ密着させ露光。私の環境では 露光時間50秒。
  2. 感光基板の現像液ですが、スプレー式のものを愛用しています。予熱など無くて使えます。
  3.エッチング液の予熱が必要ですが、季節が もうすぐ夏の6月。部屋の温度が30度。エッチング液もいい湯加減。
  4.基板を水洗い。しっかり洗う。(これ重要)
  5.もういちど露光。(今度はフィルムをのせない)
  6.現像。これで 感光膜が除去される。
  7.穴開け
  8.基板用フラックスを塗る。(サンハヤトの 除去不要タイプ)
ここまで 開始から4時間。

このあとは CR類をはんだ付けして動作テストして終了!  

ラジオなのにLが無い。考えてることが古いんですね。

エッチング後、各端子は、ハトメラグを取り付け、ICを半田付けしました。
フラットパッケージICの半田付けも なんとなく慣れてきたかな?