ジャンクのFMフロントエンドで遊んでみる

資料によると......
●受信周波数 88.0〜108.0MHz  アメリカバンド
●IF 10.7MHz
●電源:10〜12V
●FM側はIF出力とAFC入力がある。
●AM側は エアバリコンのみで回路はない


国内バンドに変更する方法の記載がありました 

更新中

LA1600を使い IFが10.7MHzの AM受信機にしてみました。

写真のように 10.245MHzのクリスタルを使い 455KHzに変換。
フィルターは使わず IFTのフィルターだけにすることで チューニングを楽にしようと試みました。

フロントエンドの同調を 本来のFM受信の影像周波数にあわせることで 受信できるかなと.....

ラジケータは Sメータです。もうすこし 取り組んでみます。

仕事のため しばし 中断
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2段目同調コイル

段間同調コイル

ANT入力同調コイル

では このチューナで エアーバンド受信機を作ってみます

調整の結果、局発コイルのコアと トリマコンデンサの調整だけで 以下のようにできました。

IF以降を作ります。  今回は 手持ちの関係で LA1600を使います。 このICは 以前 7MHzのSSB受信機を作ったときのあまりがあるからです。

このICは アマチュアの手で数多くの製作例が紹介されています。わたしも OMの実験を頂戴いたします。

ANTからの
 第1段目増幅のRFコイル

大阪の 共立電子 で 超昭和のジャンクで FMフロントエンドがあったので 遊んでみました。

アメリカのFMバンドをカバーするもので 日本バンドへの改造の資料がついていました。このまま FM受信機をつくっても面白くないので ちょっと 遊んでみました。

メーカーは 3Q(QQQ) でおなじみ?の 中央無線 のようです。いまは 吸収合併をへて 社名が変わってるようです。

現在 テストオシレータからの信号は受信できますが 感度に難あり。

ANT入力コイルにピークが見つけられない。

いまのところ、局発は 調整だけで エアーバンドにできましたが 高周波増幅段は エアーバンドまであげられません。コイルの巻き数を減らすか コイルの巻いてあるピッチを広げるかだと思います。

ボビンに巻いてあるので ピッチを広げるのも一苦労かもしれません。巻き数を減らすのは もともと巻いてある回数が 少ないのでどうかと言う感じです。

まで
から

局発の周波数を見てみると

受信周波数 88.0MHz 〜 108.0MHz だから....

測定してみると

局発周波数は   97.46MHz 〜 119.7MHz なので  受信周波数  10.7MHz になってます。

このチューナーユニットで エアーバンド受信機を作るとすると......

受信周波数  10.7MHz とすると...

受信周波数を  118.0MHz 〜 136.0MHz とすると

局発周波数は  107.3MHz 〜 125.3MHzとなります。

このときの影像周波数は   96.6MHz 〜 114.6MHzとなります。  

96.6MHzから日本では 使われていない。 108.0MHz以上は ビーコンに 一部使われていますが 勘弁ということにしました。

では この状態が可能か 局発を調整してみます。  

少々 誤植があるようですが......

局発がモジュール化されてます。
PATになってるみたい。

シールド板です

IFコイル

シールドカバーを外してみた