3.パーツチェック
−75kHz
8. デバッグ: すべてのコンポーネントを取り付けた後、特に電源部分のコンデンサの極性が逆になっていないかを注意深くチェックする必要があります。これは非常に危険です。
確認後、デバッグのために電源を入れます。このマシンのデバッグは主に中間周波部分です。高周波信号発振器または 10.7MHz の信号を準備する必要があります。
発振器または周波数スイーパーがあればより良いでしょう。周波数スイーパーがない場合は、オシロスコープを使用することもできます。信号は、G6 の最初のピンから送信されます。オーディオ出力ジャックをパワーアンプに接続して高周波信号を聞くと、中周波モニタリング回路(T5)の1次コイルコアと2次コイルコアを調整して音を出すことができます。スピーカーの音量が最大になるか、オシロスコープの振幅が最大になります。
監視頻度を調整した後、中間周波の第 4段(T4)、第 3段(T3)、第 2段(T2)、第 1段(T1)を調整します。調整方法は上記と同様です。中間周波のデバッグがすべて完了したら、6N3 の 7 番ピンから高周波信号を送信します。 週半ばにスピーカーの音量が最大になるように調整します。
この時点で、デバッグは基本的に完了します。カバレッジ周波数を調整します。88 〜 108MHz の周波数メーターを準備します。周波数範囲内にない場合は、すべてのエアバリコンをねじ込み、L4 を絞るか引っ張り、周波数を 87 付近にしてから、エアバリコンを抜きます。コンデンサを使用して、周波数が約 108MHz であるかどうかを確認します。そうでない場合は、インダクタレスを使用します。ドライバーを使用して、L4 の左側のトリマー コンデンサを調整し、周波数が要件を満たすようにします。L4 とその隣のトリマー コンデンサを繰り返し調整します。周波数を88〜108MHzの間にしてトラッキングを調整します。
グリッド 13 を最大まで開き、右側の 13 の隣のトリマー コンデンサを測定して周波数表示を最大化し、L4 とその隣のトリマー コンデンサを適切に調整します。
中華 真空管 FM ステレオ ラジオ を 作ってみた
(Audiophiler 真空管 FMラジオ ヴィンテージ HiFi オーディオステレオレシーバー DIY キット)
まず、左の図より、目標とするIF部の特性を確認しました。
というけれど、これがなかなかうまくいかない。
次に、FM検波の特性も確認しました。現状では まったくダメです。
カップリングコンデンサ
極性合ってる??
放送を受信しながら 多回転VRをまわしてみたが ステレオ復調できなかった。
注文した内容です。
1次側 100V 50Hz
2次側 230V − 0 − 230V 50mA
6.3V 1A
6.3V 3A
10V 0.5A
形状は 伏型 か 縦型
これに対して回答が、53.2VA で 伏型 上記の価格と納期が示されました。
ICのデータシート
キットの回路図。
6 動作テストと調整
基板部分の動作テストと調整へと進みます。
キットの説明書によると
バリコンは、基板にネジ止めして、短くリード線で 基板に接続。
ネジは、付属していませんでした。平ワッシャと M4×8ネジ。
このネジですが、昔、ジャンク屋さんで 1箱買った。
あれから 45年。まだ 使い切れない。
こんな実験をしてみた。安定化電源装置は 左から 230V 230V 6.3V 6.3V
IFTの1次側と2次側に注意します。識別方法は、説明書にありますね。
google翻訳便利です。
ショップの写真では、基板につく真空管は、8球。
でも、写真には、10球 写ってました。なんで?と思いつつ。
ほかにも、ショップの写真には、バリコンが写ってません。ん?バリコンは付属しない?
Q&Aに、付属するが、写真は掲載できないとあった。
電源トランスは、別とのこと。
中国語を、google先生に翻訳してもらってわかったのは 230−0−230Vで 180mA ヒーター巻線 6.3V 3A 整流管用に 6.3V 1A
ステレオデコードICの電源に 9V 1A の巻線のトランスだそうです。
B電源の電流値 多くない? そんなに いらないでしょ なんて 独り言。9Vだって 1Aは いらないんじゃない?
この段階で気になることは、もう一つ。
日本は、FMラジオは 局発周波数が 受信周波数より10.7MHz 下。
海外の FMラジオは 局発周波数が 受信周波数より10.7MHz 上 が多い(と思う)
これは、多分 イメージ周波数の関係かな?このキットも 局発コイルの巻き数が 同調コイルより少ない(ことになっている)ので 10.7MHz上と予想。
部品番号のないパーツがいくつかありました。
このコイルは、途中からタップを出すんですが、どこから出すか 書いてない。(と思う)
基板の印刷になんとなくこの記述かな?と思ったので タップを出してみた。
4.組み立て
抵抗から、組み立てて行きます。検波段のコイルには、抵抗とダイオードをつけます。
230V − 0V − 230V 180mA
6.3V 1A 整流管 ヒーター巻線
6.3V 4A 他のヒーター用巻線
11V 1A ステレオデコードIC用巻線(回路図では 9V巻線)
とのこと。
FMチューナーにしては、B電源の 電流が 大きすぎない? ということで 検討してみます。
トランスに表示してある電流値は、トランスによってですが 指定の整流回路で整流したときの DCで 取り出せる最大電流値が表示されているものと
単純に ACでの最大電流が 表示されている物があるようです。
基板の組み立てができました
エアーバリコン (AM−FM 2連) 中古かな?ハンダつけした形跡があるし、錆びてる。
バリコンも貴重品になってるよね。
さて、調整をしていきます。
いままで、TRYしてきたことについて、測定器の説明書を読んで、いくつかの誤りがわかりました。
中間周波トランスを基板に取り付ける前に、フェライトコアを入れておいた方が良いかもしれません。
私は、気づくのが遅くなり、基板につけてからになりました。
複同調のコイルなので、1つのIFTに コアが 上からと下から 2つ入る。また このとき 付属のゴム片を挟み込みます。説明書にも ゴムを捨てないで とあります
また、ディップメーターで おおよその共振周波数を10.7MHzに合わせておきました。調整には、コアドライバを必ず使います。コアが割れてしまうし、調整がズレてしまいます。
金属製のドライバは使えません。
コアが無い状態では、共振値は15MHzくらい。コアを入れていくと共振値が下がっていきます。およそ、10.7MHzにしました。
ところで、このコイルのコアですが、ネジの溝にまったく引っかからず、コアドライバでまわそうとすると ズルズルズル っと中に入ってしまいます。
付属のゴムなどを挟まないとまったくダメです。
使ったネジ
ネットを検索したら、このようなKITを見かけました。
購入をしようか 1ヶ月 迷った上、買ってしまった。
いろいろクーポンを使って、およそ 16,000円。高いか安いか........
真空管のラジオは、MF帯のAMラジオは 経験がありましたが VHF帯のFMラジオの経験が無かったので、興味がありました。
なんでも、調べれば出てくるインターネットですが、このKITについての情報は見つかりませんでした。
基板の状態では、作業がしにくく、真空管を痛めてしまいそうです。また、電源トランスからのリード線も気になります。
そこで、いったん、シャーシに納めてしまおうと考え、アルミ板を加工して シャーシを作って納めてみました。
MEGRO MSW−721E 取説より
S字特性も もうちょっと.....
すこし、良くなりましたか?
まだまだです。
山形になってしまいます。
なんとか ±150kHzの帯域を確保したい。
なかなかうまくいかない。
−150kHz
+150kHz
10.7MHz
+75kHz
MEGUROのIFスコープ
MSW−721E
IFの調整とFM検波の調整
諸先輩方の教えに基づき、10.7MHzのスイープスコープを入手。
そういえば、む〜かし、FMのS字特性の測定実習をやったのを思い出した。
1000pFの誤植
・ 簡単な調整(6番ピンを 38kHzにする) って書いてあります。
バラック状態で、トランスと接続。念のため トランス1次側にFUSEを入れてあります。
はじめに使っていたコアドライバでは、コアがうまく回せなかったので、写真のコアドライバに変更。
まず、SSGで FM変調した 10.7MHzを出して、コアを調整。検波段から 遡っていきました。
次に、SSGで80MHzをだし、バリコンをゆっくりまわしたところ、受信を確認。
アンテナを 外部アンテナ(屋根の上に立ててあるFM5エレアンテナ)につないだところ、放送が受信できました。
次は、ステレオ復調部分です。
このVRは、50 kΩがついてるが、データシートでは4.7kΩ
使えないことは無いと思いますが、調整ポイントが狭いことになりそう。
だから、多回転VRになっているのかな?
注文したトランスを接続してみます。
google先生によると、このような ちょっと変な日本語になります。
受信範囲の 88〜108MHz は 日本バンドに変更をめざします。できれば 76MHz〜95MHzにできればいいですね。空芯コイルは 巻き数を変えた方がいいかも。これから 試してみます。
現状で、ディップメータで 共振周波数を見てみると
局発コイル バリコンが入った状態で およそ 90MHz 程度
同調コイル バリコンが入った状態で およそ 90MHz 程度
でした。
愛用の コア調整ドライバです
回路図ではこの部分。
上のコイルと下のコイルの共振周波数を
おおまかに 10.7MHzにした。
電流計は、 230Vは 25mA (2台とも) → ということは 50mA
6.3V 整流管用 0.6A
6.3V その他用 2.1A
以上の結果から、説明書にあるような大型のトランスは 必要ないのではないでしょうか。
手持ちで、適当な物があれば 大いに活用すべきです。
私は、いつもお世話になっているトランス屋さん「西崎電機」様に オーダーして 巻いてもらいました。送料 消費税込み 5420円 でした。予定納期は5日でした。
月曜日に注文して金曜日に到着。予定より速かった。
固定した
錫メッキ線を絶縁チューブを通してハンダ付け
5 電源トランスの検討
基板の組み立てが済んだところで、電源トランスの検討に入ります。
キットの説明書によると
L3 :同調コイル 5回巻き コイルの線径 1.5o コイル径 8o
L4 :局発コイル 4回巻き 以下 同じ
L4は タップをだす。
ということだと理解したが、どこから出すか 書いてないと思う。
基板の印刷に 3.5って書いてあったので そのあたりから出してみた。
ここで キットに付属してるコイルは 2つとも 4回巻き でした。コイルを伸ばしたり縮めたりして 調整せよ! ってことかな?
セラミックコンデンサの容量で見分けると説明されています。
22pFがついているほうが、1次側。
10pFがついているほうが、2次側。
後付けの抵抗。
ダイオード。
このあとつけるシールドカバーに当たらないように。
これでも まだ残ってますが、しまっておくことにして 次の作業。
なんと 真空管も1本余ります。余った1本は、マジックアイのようです。真空管名は、読み取れませんでした。
ダイオード 2本
3.9kΩ 抵抗
パーツリストに 出てこないパーツたちです。
説明書を読み返すと出てました。
番号が割り振られていない抵抗とダイオードがありました。
パーツリスト 3ページ目
パーツリスト 2ページ目
パーツリスト 1ページ目
基板。部品面と ハンダ面。
両面基板の時代ですから こんな表現がただしいのかな?
パーツたち。 左から CR類(ICも)、IFT、球とソケット です
ステレオ復調は、東芝のセカンドソース? TA7343 です。
箱を開けると、説明書があった。ちょっとびっくり。いままでの中華キットに 説明書や回路図のついてる物は無かった。
メールで問い合わせて、はじめて送られてくるものばかりだった。
箱が、プチプチで 何重にもまかれていた。
こんな 荷姿で到着。
2.到着
1.注文
注文して、すぐに 注文承諾のメールが届く。(月曜日)
火曜日に、出荷の連絡。ヤマト運輸の伝票番号が示されたが、伝票番号が有効になったのは、翌水曜日。
時間帯指定をして、木曜日に荷物を受領。思ったより 速かった。
以前にも、中華 ラジオキットを買ったが、説明書は入って無く、パーツと基板だけ。今回も......なんて思っていましたが、ちゃんと 説明書が入ってました。
同梱されていた説明書です。中国語。
写真は、説明書より