更新履歴    新規   2021/02/25


最終更新          2021/03/01

CADで書いて 露光 → エッチング → ハトメラグで端子をつけました。

FMワイヤレスマイクの製作


昔 いまから45年程前、電子工作雑誌 「ラジオの製作」や「初歩のラジオ」によく紹介されていたのが ワイヤレスマイクの製作だった。

当時 自分の声が電波に乗って はなれたところから音が出るのは感動的だった。

いまは 携帯電話をはじめとする家電で当たり前となっているが 当時 無線を使っていたのは 官公庁など 一部にすぎなかった。

そこで いま改めて 作ってみようと思いました。

当時は LC発振と クリスタルイヤホンをマイク代わりにした。錫メッキ線を イロエンピツを芯にして巻いて コイルを伸び縮みさせて 送信周波数を決めたものだった。

今回製作したのは MC2833という ちょっと昔のICと 水晶発振子を使って 周波数の安定化を試みた。使ったパーツは 大阪のデジットで販売されているものを利用した。

このパーツセットは ユニバーサル基板に 回路図を見て組み立てるものです。今回は プリント基板をつくって 製作することとしました。

パーツを実装。キットのパーツを使わなかったのは、マイク/ICソケット/水晶振動子 などです。  付属の水晶では 送信周波数が83.2MHzとなり 関東のFM放送局と同じになるためです。


手持ちの 12.8MHzを使いました。送信周波数は 12.8MHz × 6 で 76.8MHz

アンテナは 50pほどのリード線。

実験では 20mほどは 届きました。

電源は 9V  電流は およそ 7mA でした。