ICOM IC-PS25 内蔵電源ユニットを復活させる

2017/06/03  初回登録

ということで、動作テストの前に AC100Vが入ってくる基板の電解コンデンサが 膨らんでます。
写真では見にくいかな?
とりあえず、交換しておきます。
また パワートランジスタやダイオードなどは、テスターでショートなどがないことを確認しました。

早速 通電してみると、なるほど DC12V(13.8?)はでません。
基板の電圧をテスタで追ってみると、スイッチングをつかさどるICの電源が 本来12V程度あるべきなのですが 2V位しかないようです。(回路図の矢印部分)
回路を分離してテストしてみたところ、ICかな?ということで 写真のICを注文。納期1週間程度。

今回、ICOM IC−PS25 という電源ユニットを入手した。
入手時点で、「ジャンク」であった。おそらく 元のオーナーが 故障したので 自力で修理しようとして分解してみたものの 断念したように思えました。
分解には トランジスタやダイオードを外さなければならず、ねじを外しただけで 断念したのかなと思います。
よって ねじは ほとんどが はずされ 欠品。また トランジスタの絶縁部品が 欠品。
という状況でした。

では、欠品のねじを購入しとりあえず元に戻してから 動作を検証します。
と思えば この電源ユニットに使われているねじが M2.6の皿ねじ や M3のねじなどが使われているのかな?M2.6は 昔のRIGにはたまに見かけましたが現在は なかなかのくせ者。田舎のホームセンターでは 入手に苦労します。

注文していたICが届きました。早速 基板に取り付け 動作テストの結果、無事 復活したようです。
元通り 組み立てて 完了となりました。

取り外したIC

ICを外した基板

交換したパーツ

組み立てが終了した PS25

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