中国製 7MHz SSBトランシーバー KN−Q7A 製作体験記

試験電波を出してみたところトラブル発覚。

試験電波を出してみたところ 変調波がおかしいとレポートを各局からいただきました。どうやら 回り込み?と思われます。
アンテナのSWRを疑いましたが まあまあのようですので ほかの原因を探ります。
試行錯誤してみました。

・水晶のケースをアースしてみた。
 → RIGの上ふたを開けた状態ですと 水晶のケースに手を近づけると周波数がおおきくかわります。
   アースしたところ ほとんど変動しなくなりました。でも アルミ製の上ふたをネジ止めすればシールド効果が得られるから 必要ないかな?
   マニュアルにも 必要ないと記述があります。

・コンデンサのリード線を可能な限り短くしてみた。
 → 基本ですよね。

・コネクタのアース側の接続を変更した。
 → アース側をBNCコネクタ用の穴からメッキ線をだしていた。旧基板の写真を参考に グリーンレジストを削って卵ラグにて接続した。


自分の電波を別のRIGで モニターした感じでは 改善したように 感じます。
試験電波を出そうと思いましたが 日没で 各局の電波が聞こえなくなってしまい DXが聞こえ始めたので 今日はここまで。

初回 UP 2013/12/25

初日の製作は ここまでです。


ここまでで 戸惑ったと言うほどではありませんが 気になったことを

・補足マニュアル Step3 復調/DSB変調器のところの記述は 14MHzバージョンのことだった。
 このことは 次のStep4で はっきりした。

本来なら 音量調整は 赤い矢印の部分にいれるべきでしょうが 改造のしやすさから ×の部分に入れました。
もちろん 以前改造したAGCの改造で接続した音声信号の取り出しは 音量調整の前から取り出します。

KN-Q7A 組み立て 〜 改造 〜 AGC 〜 Sメーター 〜 電子ボリューム と ほぼ フルコースの改造を楽しみました。

ICOMのメールマガジン BEACON に取り上げられていた 同機を製作したくなり 共同購入を申し込みました。
これは 製作体験をUPしたものです。

      (リンクで ご迷惑をおかけしましたらお知らせください。)

                                                                    ここまで 平成25年12月25日

ここまで 平成26年1月8日(水)

ここまでくると 受信もokになっています。完成後の改造など 希望たくさんです。アンテナコネクタは BNCではなく 一般的なM型コネクタにするつもりです。

                                                                      ここまで 平成25年12月27日(金)

webの検索では取扱店が見つかりにくいようですが 問い合わせると 意外に簡単に入手できるようです。
現在手配中です。
そういえば この ダラスという半導体メーカーは 20年くらい前に パケット通信のTNCを自作した際にも入手に苦労した記憶があります。

                      ここまで 平成26年2月7日(金)

ラジケータを入手

小型のラジケータを入手しました。たて 23oです。また 実際に入るかは確認していませんが 楽しみです。

電子ボリュームを搭載しました。
これが 写真です。即席で 基板を作り 組み込んでみました。

送信の調整は ファイナルのバイアス調整ですね。
ここは マニュアルにもあるように慎重に。VRを ゆっくりまわして指示通り60mA増えたところにあわせます。はじめは まわしてもあまり電流に変化がありませんが 途中から急に増加しますので くれぐれも 慎重に。
そして 送信部のコア調整です。
ダミーロードでテストしたところ 13Wくらいは 出ますね。

1 チューニングVR 10kΩ(A) を 20kΩ(A)に交換。
 オリジナルと違い 基板に直接取り付けられるタイプではないため リード線で写真のように
 取り付けた。このとき GNDの配線は 200Ω半固定VRを通して配線しておきました。
 また パネルにVRの出る長さを抑えるためにナットをパネルの内側にもつけて調整した。


いろいろ 手をいれて 自分好みに アレンジ?できる FBなRIGで 気に入って 7MHzに QRVしています。
送信の パワーインジケータ機能を まだ 搭載していませんが お気に入りの RIGになりました。


                                         ここまで 平成26年2月14日(金)
さらに..... 音量調整をつけたい

ここまで 改造を加えてきましたが,Sメータをつけた際に スペースの関係で IF GAIN つまみを 半固定抵抗に置き換え 本体内部に
いれてしまいました。AGCを内蔵させましたので 常に フルボリューム状態です。
そこで 音量調整をしたいのですが VRをつけるスペースが フロントパネルになさそうです。
そこで 考えたのが マイクに UP/DOWNの ボタンがありますので これを使って 電子ボリュームを付けては? と考え 使用する
デバイスを検討しています。ちょうど Webに FBな情報があり 試してみようと思います。
このデバイスの入手性に不安がありますが 探してみます。

                      ここまで 平成26年2月6日(木)

superVXOで しかも 周波数の安定度を改善できるという情報が発表されています。また 周波数が直読出来るそうです!
現在の私の KN-Q7Aは 周波数可変範囲を 7.065〜7.10にしていますが QRHが かなりあり QSO中に周波数ダイヤルを調整することが必須という状況
です。このこともあり 早速 パーツを手配しました。

必要パーツ
温度センサーIC LM-35D と 20kΩ(A)
抵抗と 半固定抵抗は 持っているものを使います。

製作したら UPします。 

                                   2014/04/13

現在 送信パワーメーター機能は 未装着。回路を検討中。

                        ここまで 平成26年2月3日(月)

7.10MHz用と7.13MHz用の水晶を切り替えるスイッチ増設

2つの水晶を切り替えるようにしました。
7.10MHz用の水晶でVXOのLを調整しておいて、この状態でスイッチを7.13MHz用に切り替えると7.13MHzでの可変範囲がかなり狭いようです。
まあ okとしました。

BFOの周波数調整を 指示通り行いました。

リヤパネルにM型コネクタの取り付け穴を開けました。
油圧パンチは 便利!

コイルを取り付けました。
アンテナコネクタは M型にするつもりで 取り付けていません

指定通り 紙やすりで磨いておきます。線の絶縁皮膜の色が赤なので 磨き足りないかの識別が容易です。

この行程で迷ったのは....
エナメル線の長さです。

バイファラ巻のコイルですが 20pのエナメル線をより合わせ撚り合わせて.....ということですが
ここで20pを取って巻いてみると かなり余ります。
附属しているエナメル線の全長をよく考えておかないと 足りなくなってしまいます。

ワクワクです。

マニュアルをダウンロードして 何回も読んでいますので 作った気になっていますが
楽しみです。

5 すると ほぼダイヤルの値と周波数が一致している。
  すばらしい!! 感謝!!
  この改造で 拡張バンド用の水晶振動子は 取り外してしまいました

2 15.570MHzの水晶振動子を2個パラに取り付け superVXOにする。このとき 水晶振動子の
  金属ケースをアースすると安定度が増すそうです。

気長に待ちます。

VXOを ちょっと欲張ったので(7.065〜7.100MHz) すこし QRHがありますが 我慢の範囲かと.....
QSOのお相手をいただく方にはご迷惑をおかけします。
長い時間QSOすると 気になりますね。手動で 周波数を微調整しています。

7.130MHzのXtalの方は 7.115〜7.130MHzくらいのようです。

共同購入のページに提案されていた CQ CQ CQこちらはJL1NDJ 10wです。...と呼びかけていたら なんだそれは!と 叱られました。とほほほほ.........


製作した 電子ボリューム基板の拡大写真です。

ここまで 平成25年12月28日(土)

台湾のメーカーに ちょうど良さそうなラジケータが カタログにありますが 日本国内での入手は困難?
別のモデルは 日本の部品メーカーが取り扱っているが 好みのモデルは 取り扱いなし。

OMさんのHPに ダイソーのバッテリーチェッカーに使われているラジケータを使用したものが紹介されていますが 何軒もの「ダイソー」を渡り歩いたが
現在では 入手困難。

そうなると 流通在庫?を さがすか Y!オークションあたりを 探すしかなさそう。
手持ちをさがすと たて35oのものは見つかりますが これでは ケースに収まらず。

もうすこし 探してみます。
                                                          ここまで 平成26年1月18日(土)

ここまでで 完成です。しばらく このまま 使ってみて 皆さんが提案している改造をしてみようとおもいます。
まずは AGCの追加と VXOの変更ですね。

文字板は自作して 照明は どうしようか......
どんな回路で針を振らそうか.........

夢が膨らみます。

到着!

早速 箱を開けます。

基板には 穴を開けずに 表面実装風にしてみました。
ジャンパー線が2本出来てしまいましたが 量産品ではないので まあ いいか! といった感じです。
ボリュームの調整は RIGに附属のUP/DNボタンを利用しました。

マイクの内部配線の変更が必要でしたが うまくいきました。

回路の詳細や PICのソフトは 前のリンクをご覧ください。

基板は Sanhayatoの ポジ感光基板と PCBEで 製作しました。


ポジ感光基板は アマチュアの製作には なくてはならないアイテムです。

Sメータは 無事装着でき 動作も まあまあokかと思います。
文字板の作成と パワーメータとしての機能は これからです。


                          ここまで 平成26年1月29日(水)

送信時 声に合わせて周波数が変動する?とのレポートをいただいた件について

上記の対策を行ったところ 解決した模様。QSOした局からのレポートでは okとのことです。



AVC回路追加について


こちらで紹介されているAVCを組み込んでみることにしました。

ここまで 平成26年1月6日(月)

テストオシレータから信号をだして 受信部のコイルを調整。

4 ダイヤルをネジ止めしますが 回しきった状態で目盛りが「2」になるようにしておきます。
  これで VXOを回すと「2」から「10」を少し過ぎるあたりまでになります。
  つぎに目盛りあわせの調整です。私の場合は SSGを持っているので SSGから 7.030MHzの
  信号をだしてダイヤルの「3」でSSGの信号が受信できるようにXVOコイルのコアを慎重に調整した。
  ダイヤル「2」で 7.02MHzでないところがミソです。

 

3 温度センサIC LM35を取り付け 配線する。また OMによると 新設した半固定VRは 対GND間の
  抵抗値が 119Ωだそうです。
  

気になる改造情報が出ました
KN-Q7Aでの2WAY QSOがまだ叶いません!

ここまで 平成26年1月21日(火)

次は S&パワーメーターの増設を検討します。

ケースに入る大きさのラジケータを探します。


                                                           ここまで 平成26年1月14日(火)

AF amp周辺

全体の様子