電子工作の原点

2020/05/05

先日,私「kon」の 電子工作の原点ともいう 雑誌を 手に入れました。

ラジオの製作(電波新聞社刊) 1971年8月号 です。

この 初心者向けのページに 「うそ発見器」をつくるという記事が konの 原点だったような気がします。
この本を いただき うそ発見器の動作について 説明を聞きました。

早速 持ち帰り しばらく 記事を眺めて 意を決し パーツショップへ。
私の住んでいる町には 当時 電子部品を売る店が 2軒 ありました。そのほかにも トグルスイッチ程度でしたら ほかにもありました。

自転車で 15分くらいのパーツショップに 買いに行ったのですが そのとき なんとなく 恥ずかしく 直接雑誌を持って行かず 記事のパーツリストを ノートの切れ端に書き写し
お店に出かけました。

衝撃的な出来事がありました。(当時 小学生のkonにとって)
店主が パーツリストを見た途端

「うそ発見器を作るんだね」

と言ったのです。

なぜ パーツリストを見ただけで 製作するものがわかるのか......

衝撃を受けました。店主がヒーローのように見えました。カッコいい!

完成したら 持ってきて見せてほしいとと言われました。(これで 次にここでパーツを買うことができるようです)

もちをん 半田付けの経験もなければ アルミケースに穴をあけた経験もありませんでした。

家に 半田こてと半田、ドライバーなどはありました。

タガネで ラジケータの穴をあけ,VRの穴は 釘とハンマーで......

なんとか仕上げ 持って行きました。


ほかにも このうそ発見器を作ったときのエピソードは いろいろありますが この辺で 失礼します。

いま 改めて見ると トランジスタの記号がまちがってますね。

C コレクタ と書いてあるのに 回路図が エミッタだったり........

当時 回路図なんてわかりませんし 実体配線図だけが頼りで組み立てました。

もちろん ホイートストンブリッジなんて なんだかわかりませんでした。