基板を見ると 水晶が2つついているのが見える。うち1つは周波数の印字が確認できる。表示されている周波数を2倍すると
ちょうどアナログテレビ放送の2ch 映像周波数(97.250MHz)です。
もう1つの水晶も 1ch用と推測されます。

もう1つ目立つ素子としては SN76514NというICが搭載されている。このICは 昔ずいぶんお世話になったもので 平衡変調の
ICです。
このICのデータシートによると 推奨電源電圧は12Vで 6Vから特性データがかかれているので6V以上で動作すると思います。
よって このRFモジュレータの電源電圧は 6V以上ということが想像されます。
このICの電源ピンからパターンをたどると 赤いジャンパー線を通って,ツェナーダイオードにつながり,抵抗を通して 基板の端子にきている。これが 電源だなと言うことになかな?。
能書きは この辺にして 調べた結果を掲載するので 同じような目的に使われる方がもしいれば 参考にしてください。


下の右側の写真で 左の広いパターンから

左から1番目・・・・・・・・・ GND
    2番目・・・・・・・・・ 音声
    3番目・・・・・・・・・ GND
    4番目・・・・・・・・・ 電源(+12V)
    5番目・・・・・・・・・ 映像

こんな感じでした。現在 好調に動作しています。電源は トランスを使った両波整流後,手持ちのジャンク基板から外した 電解コンデンサ1つの簡単なもので使っていますが 画面にノイズなどは入りませんでした。

チャンネルの切り替えは スイッチの切り替えがあるので そちらでできます。

まあ いまどき RFモジュレータ?て感じですが 必要になることがあるんです。まあ。


                                                         H24.02.27

MITSUMI PU49277 RFモジュレータ

仕事でどうしても VHF2chに 映像と音声を乗せてテレビに接続するRFモジュレータが必要になりました。
webを探すと(ヤフオクの丹青通商) ジャンクではあるが 新品の MITSUMI製 PU49277というものが売られていました。
今回は このジャンクを使った報告です。

まず このジャンクは 詳細不明とのことだったが まあ 実物を見れば なんとかなるだろう くらいに考え 早速購入しました。
とどいたRFモジュレータのシールドカバーを外したのが 下の写真です。