一通りの調整がすみ、再生テスト中に 高音が不足しているように思いました。
この症状ですが 過去に同様のことがあり そのときは VR(可変抵抗)の 摺動子の接触不良が原因だったことを思い出し,音声基板の 半固定抵抗器を 触ってみると 見事に症状が改善。
初回up 令和2年7月1日
カウンターユニットを外して 清掃 グリスアップを試みるも 復帰せず。
Technics RS−1500U 修理 3台目 令和2年7月7日
とりあえずの動作をするようになりました。テープカウンターだけは 部品の交換しか手がないように思います。
これで しばらく 録音・再生のテストをしてみます。
ヘッドの調整に使う テストテープの持ち合わせはありませんが,某レコード会社の放出品のテープに 調整に使えそうな基準信号が収録されていましたので これを 利用しました。
最初に 再生ヘッドの調整。マニュアルに従い、調整を実施。
オシロで 位相調整をし 写真のように リサージュで 位相 0度。
つづいて 録音ヘッドへと進みました。
まいどおなじみ サービスマニュアルです。
サービスマニュアルに基づき やってみます。
テストポイントは マニュアルの指示通りです。
(1)2現象オシロを TP902 と TP907に接続
(2)オシロを DCに切り替え
(3)10号か7号テープをかけて テープスピードを 9.5cm/sにする
(4)テープの中央付近を再生
(5)VR905で波形のピークを 10Vにする
(6)VR901でパルス波の位置を ノキギリ波の中央になるようにする
ということみたい。
見にくいですが のこぎり波の中央に CH2のパルスが
来るように調整しました。
電球交換後です。どうです?
点灯!
左右のちがいは わからないでしょ!
デッキのVU計
オリジナルの電球です。切れてますが.....
カバーを開けると...
ジャストフィットの予感
松下通信工業のピークメーター
電圧も6Vでいい感じに光りました
現在 6V用の このような形状の電球は 入手困難です。
12V用は 現在でも 容易に入手可能です。
はじめは,RS−1500Uのランプは トランスから直接供給されているので 倍電圧整流しようかと思いましたが,ジャンクの メータを入手。この中にあったのが RS-1500Uにぴったりのランプでした。