今回は、エフエーエル から発売されている 超再生検波方式航空無線受信機基板 を組み立ててみます。

この方式は、現在ではあまり使われない方式かもしれませんが 高感度の受信機が 少ないパーツで組み立てることができるようです。
ただし、選択度が良くないので となりのチャンネルの無線も一緒に聞こえるかもしれません。逆に考えれば、受信周波数のドリフトが少々あっても問題ないということになります。
すべて 前向きに考えましょう!

では さっそく パーツ集めです。

このセットは、

    ・プリント基板
    ・Q1 トランジスタ S901X
    ・D1 バリキャップダイオード
    ・D2 定電圧ダイオード
    ・L1 L2 L3 コイル

が セットになったもので、他のパーツは 自分で集めるタイプです。また AFアンプは別に用意します。
組み立て説明書も、用意されたURLからダウンロードします。

こんな感じに ケースに入れました。右の写真のように 電池収納スペースには スポンジを入れて、電池のガタツキを押さえました。

それから 音量を上げると 発振してしまうため、アンプと受信ユニットをCRをいれてみました。47Ωと 1000μFで 解決しました。

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製作マニュアルは こちら

電源や 音声出力のリード線を出します。
AFアンプは 実験用にあらかじめ用意してあるものを使った。

リード線の取り出し口ですが GND側の印刷があるとよかったかな?

説明書では ランドの形で識別していると書いてあります。

説明書の通り 半固定VRは 中央。電源を入れると スピーカから 「シャー」と ノイズが出る。うまく動作しているようです。

次に SSGから 137MHz の AM変調波を出して 選局VRを左いっぱい(本来は右いっぱい)にして 説明書くらいに コイルを伸ばすと SSGからの信号を受信します。
ここまで これといったトラブルなし。

では 組み立て。

・シルク印刷では、ダイオードの極性が わからない。説明書の写真か パターンと回路図を見比べて判断。
写真が 手っ取り早い?

選局のVRは 仮付けです。本来と逆向きなので 右に回しきったとき 最も受信周波数が低くなる。
ケースに入れるときは 本来の配線に戻します。

別に用意するパーツを準備。

たまたま、手持ちのパーツでそろった。

二石超再生検波方式航空無線受信機基板 を 組み立てる

2021年9月6日

さて、ケースを検討しましょう。

いま 検討しているのは タカチの GHA7-3-14DG です。
006P電池を収納できる構造のケースです。

AFアンプは ちょうど手持ちの 秋月電子のキットを使うことにした。300円だし、パーツを集めるより 安いと思います。
このアンプキットは 数台 在庫しています。なにかと便利です。