2.これで オリジナルの状態での動作確認ができたので(送信は後ほど)周波数の変更をしてみる
テストオシレータから信号を入れて 受信動作が確認できました。
完全ジャンクではないことがわかったので つまみや パネルを掃除しようと思ったんですが ここで問題が.........
パネルの各くつまみは イモネジで固定されているので 取り外しは簡単です。しかし チャンネルとバンドつまみは ねじが見当たらない。引っ張って抜ける?
ご存じの方おられましたら ぜひ 情報をください!
こちら まで メールをお願いします。
2-1 周波数ROMの中身を見てみます。
むかーし よくお世話になった 秋月電子のROM WRITER KIT が あります。もう 30年くらい前でしょうかね。
現在 コントロールソフトは WINDOWSで動くものが フリーで提供されてます。ありがとうございます。
EPROMライターって いまは貴重品ですね。いま 入手しようとすると 結構ハードルが高いようです。市販のライターは、本体だけあれば使えるのかな?ソフトウェアが必要なのかな?
昔むか~し 買った 秋月電子のROMライターを大切にしていて 良かったです。
このライターでROMを読みだしてPC上にデータを転送。編集して書き込むといったことができます。ROMのコピーだけなら PCは いらなかったと記憶しています。
別の 2764という ROMに 周波数を 変更したものを書き込んで 試してみます。そのために もう一つ大切なのが ROMイレイサー ROMの内容を消去するものです。
ROMの窓に紫外線をあてて 消すんです。昔は 殺菌灯用のランプを蛍光灯の器具につけてつかいましたが、いま どこにいったのか不明ですので 紫外線LEDを到達して使いたいと思います。
FURUNO FC-26 漁船用 27MHz SSB トランシーバ
この無線機を改造されたOMさん方のお話通り とてもわかりやすい内容です。
アドレス 0000H からご覧ください。
0000Hからのブロックが Aバンドです。
45 05 27 23 となっていますね。
チャンネル A01 の周波数が 27.0545MHz ということなんです。 わかりやすいですね。
次の 0003H の 23 ですが ここに登場するデータは 23、03、00 の3種類が ROMから読み取れます。
どうやら MODE と 何か のようです。
23 と 03 は J3E(A3J)
00 は H3E(A3H)のようです。ROMに A3E あり と書いてあるので A3E かもしれません。
23 と 03 の違いは これから調べてみます。
初回掲載 2025年(令和7年)7月24日
更 新 2025年(令和7年)7月26日
探したら キットの説明書がでてきた!
説明書に 1992年という記載がある。
33年前!
パソコンは PC9801の時代。
記録メディアは5インチFDが一般的。
PDFで ご覧いただけるようにしておきます。
懐かしんでばかりじゃダメですがね。
いざ 使おうと思ったら、動作しない。ROMライターの修理から始まりまして、トラブル解決に2時間。タイムロス。
やっと 読み出せました。
読み込んだ内容の一部です。
2-3 EPROM イレイサーを作る
EPROMは 書き込まれたデータを 消去(FFh)にしないと ライターで書き込みができない仕組みです。
消去するには EPROMの窓に 紫外線(波長400nm以下ださそうです)をあてると 数分で消すことができます。(紫外線の強さにもよりますが)
30年前は 紫外線ランプを使いましたが 現代なら 紫外線LEDがよさそうです。紫外線ですから 光を見ないように箱にでも入れて使ったほうがよさそうです。
0.はじめに
今回は 古野電気製 漁船に搭載されていた 27MHz滞 SSB 25Wのトランシーバで チャンネルは プリセットされているものです。
この無線機のプリセットを変更して 28MHz帯(可能なら24MHz帯もおもしろそう)のアマチュア無線にQSYさせてみようというものです。
2-2 EPROM アダプターを作る & 書き換えの準備
無線機に何回も ROMを抜き差しするので
こんな アダプターを作りました。
丸ピンの28PinICソケットに 秋月のヘッダーピンをはんだ付けして ゼロプレッシャーソケットを はんだ付けして作りました。
即席です。
アダプターを 無線機の周波数ROMのソケットに装着して 周波数ROMをつけた様子です。
これなら 無線機の基板を傷める心配はなさそうです。
DIP SW 1~3 は スキャンスピード
4~6 は スキャン停止時間
7 は 周波数/チャンネル 表示切り替え
8 は ?
取り扱い説明書に記載があります。
1.入手時点での状況
動作未確認という状態ですので テストしてみます。
まず、電源コネクタは 昔からよくあるマイクコネクターの 2P版のコネクタです。多分 手持ちがあったような気がするので 探してみます。
電源は 24V 4A以上のものとされています(取説より)。動作未確認なので 汎用の安定化電源で実験し、うまくいきそうなら専用の電源を製作しましょうか。
それから マイクコネクタが一般的ではなく 業務機(海上で使う)なので 立派なコネクタが採用されています。アマチュア無線で多用されている4Pのものにしてしまってもいいのですが
どうするか思案中。
アンテナコネクタは おなじみのM型ですが 無線機の出力インピーダンスが 75Ω です。無線機のトリマコンデンサを調整すれば大丈夫?
では 電源ON!
チャンネルセレクトノブを回しても チャンネル変らずです。 チャンネル表示では Pch 周波数表示では 524 のままです。
点検します。
「A3Eあり」 と記載があります。
私の FC-26は 「4」 でした。バージョン 4 ってことかな?
ところで チャンネル表示と 周波数表示は この基板のDIPスイッチで切り替えができます。
チャンネルセレクタスイッチ部分の基板のプリントパターンが10本中8本が 導通なしでした。
これでは チャンネルが切り替わらないわけです。
ジャンパーしました。やはり 潮風の影響なんでしょうか?
これで チャンネルが変らないトラブルは解消しました。
なんだか 変ですね。
交換します。
パーツに 5.5V 0.1F と記載があります。
パーツ手配しますが チャンネルが変らない件は 解消できず。
セルフチェック(自己診断)機能も用意されてるみたいです。
プログラムROMのバージョンもわかるそうです。
みなさんが書いておられるように プログラムROMのバージョンによっては周波数表示にならないんですかね。
自分のRIGは 周波数表示にできました。
基板裏側に後付けした電解コンデンサもゴムの弁が開いているように見えます。
交換しましたが 問題は解消できず。
バックアップ用の 電気二重コンデンサ周辺の基板が変色している?